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このドラマの中にはさまざまなドクターが登場する

長年の経験と実績があり”神の手”を持つ佐伯清剛、佐伯と日本外科学会の理事長の座を争い、インパクトファクターの獲得に執着する西崎、最新医療機器「スナイプ」での手術を推進する高階、研修医の世良、そして”オペ室の悪魔”と呼ばれる渡海征司郎である。
医師には人の命を助けたいという気持ちを持っていてほしいと思うので、その点からして佐伯は医師免許は持っていても医師とは呼べないと思う。
佐伯は経験と技術で、高階は最新技術で、世良は若さと情熱で、渡海は才能と努力で、それぞれに患者の命を助けたいという気持ちが伝わってくる作品でした。
あとは99.9 -刑事専門弁護士がとても楽しかった。パート1では、深山と赤石が弁護士事務所へ移動する当たりのやり取りが、テンポよく楽しかったが、シーズン2になると、深山と佐田とのオヤジギャグのやり取りがレベルアップ?しているが、分かり合えるのが二人の間だけなのがまた、絶妙で面白い。
事件の解決の仕方が、事細かいことまで調べ、それを追求して真実にたどり着くあたりが、地味な作業だけれど、一つ一つ大切な真実へ繋がることで、最後に謎が解けていくあたりが、気持ちよく楽しいドラマだった。
救命病棟24時第3シリーズですが、シリーズ1から4まで全て好きです。
個人的に俳優の江口洋介が好きなので全て視聴しましたしDVD・BOXも所有しております。ただシリーズ3は首都直下地震という設定で一外科医や一大病院だけでは対処できない部分を如実に描かれており非常に感動を呼びます。
実際に私も阪神・淡路大震災を体験しているので一つ一つの細かいシーンが実に上手く描かれていると感じられました。被災者が次から次へと病院に運ばれ一大病院の救命病棟だけでは処理し切れない患者の数と様々な怪我や病気の患者で病院はパニック状態になります。
食料も救援物資も届かない中で医師と看護師が休息の間もない止暇断眠の日々で限界状態で働き続けます。この時のBGMが、ドリカムの『何度でも』でした。東日本大震災で東北の方々に希望と力を与えたミュージックです。
最後に希望さえ絶やさなければ、必ずや再生できるという人間の強さを与えてくれるドラマですね。
評判の悪い介護施設で見ていたので今度は自宅でゆっくりと鑑賞したいと思います。